たまにはマジメな話でも

橋梁建設工事を巡る談合事件のことで。
本来なら、国土交通省が発注した工事を、
「競合」という形で受注額を決めるのですが、
「談合」という形をとった今回の事件。
それを主導した8社が独占禁止法容疑で告発されました。
その中には多数の大企業が含まれています。
談合行為の問題点は、公共事業が無駄に高い金額で落札され、
その結果コストが上がることになります。
要するに、税金の無駄遣い。
企業が国民の税金を搾取しているとも言えます。
これからは発注者側も、電子入札一般競争入札の拡大など、
入札制度のさらなる改革が求められるでしょう。
今国会で成立した改正独禁法、それに猛反対していた日本経団連には、
今回の事件で摘発された企業が多数名を連ねています。
奥田会長のコメントが気になるところです。



以上、たまたま今日の授業でこの話題が出たので、
何となくここで触れてみたかった経済学部学生でした。